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同定鑑別コースの調査方法

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結晶の簡易定性試験
植物の調査
プラスチックの簡易定性調査
カタラーゼ試験
 
結晶の簡易定性試験
●結晶成分の推測をしてほしい

【同定鑑別コースでわかること】
ガラスか、その他の結晶(アミノ酸かそれ以外か)を調べられます。

【同定鑑別コースでわからないこと】 →別のコースをお選びください
結晶の場合、成分名を特定できないことが多く、FT-IRや元素分析が必要になります。

毒物の特定はできません。以前事件になっていたように、粉状の物質が郵送で送られてきた場合などは、速やかに警察にご連絡ください。


同定鑑別コースでは、結晶の簡易定性試験を次の方法で調べます。
目視確認
混入状況を詳しく観察し、結晶がどのように発生しているのかどうか、表面に付着しているものなのかを確認します。

実体顕微鏡による観察
実体顕微鏡で拡大して結晶の細かい特徴を観察します。
先端・末端・断面の形状を詳細に観察します。

光学顕微鏡による透過観察
光学顕微鏡で透過観察して、結晶の形を推測します。

燃焼試験
直火で燃焼するか、遠火で加熱することで、様々な特徴が得られます。
燃焼時の煙を確認します。
燃焼時の臭いを確認します。
加熱すると変色するかどうかを確認します。
加熱すると熔融するかどうかを確認します。

試薬試験
多種類の試薬を用いて、溶解試験および染色試験を行います。
結晶の種類によって、試薬溶解性が異なることを利用しています。
結晶の種類によって、染色性が異なることを利用しています。

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